ベイブレードバーの設定資料を改めて読んでみた(ドランザー編)
かなり前にはなりますが、ベイブレードバーがここ数年池袋のカフェアドレスで開催され、多くの爆転世代のファンで賑わいました。
貴重な実機の爆転ベイの展示や、店内ではアニメの放送に、フリーバトルスペース、、、
爆転ベイを楽しむのには最高の場所で、僕も何回かフォロワーさんとともに訪れました。
その中でも興味深かったのが、設定資料集でした。
まずはドランザーV2
写真は試作品です。今までのドランザーとガラリと変わってデザインがカッコいいベイ。
これがドランザーV2の設定資料。
見てもらいたいのはココ!
メタルシャープ軸とあります。
製品版のドランザーV2はプラスチックのシャープ軸でした。そのため、長く回すと軸先が摩耗してしまう欠点がありました。
しかしこの資料では、当初は金属の軸を使う予定だったようです。しかも、絵を見るとかなり細い!ドランザーSの軸のようです。
もしドランザーV2がメタルシャープ軸で出ていたら、摩耗もしないし、持久力がありそうですよね。
見てみたかった、、、!
続いては、ドランザーG
ギグスって何という意味なんですかね。
見ていきましょう。
設定資料には、スーパーメタルフラットとあります。エンジンウェイトは、メタルセミフラット(ドラグーンG等)メタルフラット(ガイアドラグーンG)、メタルボールタイプ(ドラシエルG)等が思い浮かびます。
スーパーメタルフラットを搭載したベイは無いので、これは製品化されなかった幻のエンジンウェイトということになりますね!
ドランザーGの製品版では、ファイナルクラッチベースに、メタルセミフラットという仕様でした。
しかし、なぜスーパーメタルフラットではなくなったんでしょうか。
個人的には、ファイナルクラッチベースだったため、超攻撃的なエンジンウェイトだとファイナルクラッチ解放までに充分な持久力が保てないからかな?と予想してみたり。
そして。こちらの資料。
ドランザーGの初期デザインでしょうか。
実機と比べると、設定資料ではクチバシが閉じていますよね。閉じているデザインもカッコいいですね。
左下には、肉抜きについての記述があります。
ARのウイング中央には肉抜き、ウイングの外側には肉タシを行なって、持久力を強化!
改めてみると、良く考えてデザインされているんですね。
次はドランザーF
こちらはシールの色が製品版の緑とは違い、赤基調になっている以外は大きな変化は無いようです。
ドランザーオートチェンジバランサー、ドランザーSと、シールは赤基調でしたので、その流れでいくとこちらの方が自然だったのかもしれません。
続いてはドランザーGT
何故か色がオレンジになっています。
大幅なイメージチェンジでも考えていたのでしょうか?ビットには違和感なくトライグル が。お前のベイちゃうから!
そして、仮称ではあるものの、ドランザーG2となっています。製品版ではGT(ギグスターボ)となりました。
ドラグーンGT(ギャラクシーターボ)、ドランザーGT(ギグスターボ)の二機はGTシリーズとして知られています。
しかし、個人的にはドランザーGTには違和感が。
ドラグーンGT(ギャラクシーターボ)は、エンジンギアターボを搭載し、その名にふさわしいと思います。
しかし、ドランザーGT(ギグスターボ)
は、よく考えてみたらターボ要素がありません。
むしろ、リバースエンジンの逆回転により、減速しているような笑
ここはGTの名に拘らず、ドランザーGR(ギグスリバース)なんて名前でも面白かったかもしれませんね。
そして、2枚目。
まずエンジンギアのところ。
ドランザーGTは、製品版ではエンジンギアリバースを搭載していますが、設定資料ではランニングバージョンというエンジンギアとなっています。パワーをゆっくり解放することにより、持久力を強化するという効果があったみたいです。
資料の左上には、ギミック変更予定ありとの文字があります。
ライバル機のドラグーンGTには、エンジンギアターボという、凄まじい加速を誇るエンジンギアを搭載していました。
それに比べると、どうしてもインパクトが地味ですね。
個人的には、インパクト不足ということで、ギミックが変更されたのかも?と予想します。
その結果、エンジンギアリバースという、途中で逆回転攻撃するとするという脅威のギミックが開発された、、、!のかな?
という訳で、ベイブレードバーの設定資料を改めてよんでみた(ドランザー編)でした。
他の設定資料についてもまとめていきたいと思います。ご覧頂きありがとうございました。